キングダムでも人気を誇る桓騎将軍。
秦が趙国の赤麗と宜安を占領し、趙国の首府である邯鄲まで王手をかけた。
このまま総大将である桓騎は、趙国を落とせるのか。
それとも趙国の反撃に合い、敗走してしまうのか。
キングダムでは趙攻めが佳境に入り、その先が気になる展開になっています。
史実からキングダムを考察していきます。＊ネタバレ含みます。
秦の六代将軍桓騎
桓騎将軍の人物像
桓騎は元野盗団の首領です。
野盗時代に攻め落とした城で桓騎自ら住民全員の首をはねたことから「首切り桓騎」という異名がつきました。
将軍になった経緯は紹介されていませんが、秦国が他国を攻めるにあたり
六代将軍の一人に抜擢されるほどの人物である。
作中では自信に溢れている態度や武将としての強さ
それ以上に読者が気になるのが、桓騎の過去に何があったのかという点です。
「底なんてないんだよ、痛みに」という発言や
桓騎の根底にあるものは「全てに対する怒り」である
桓騎は「常に渇いている」と紹介されていることから
今後、桓騎の根底にある「怒り」にまつわる過去への回想が期待されます。
史実による桓騎将軍の末路
史実によると桓騎将軍は肥下の戦いで趙の李牧に敗れ、敗走します。
その後は、史実には登場していません。
討ち取られたとも燕に亡命したとの説もありますが、どれも確定的な記録は残っていません。
亡命して樊於期という名前に改めたという説も残っていますが
キングダムでは、既に樊於期という人物が登場しているので
作中では名前を変えて再登場するということは可能性が低いでしょう。
とはいえ、史実から外れて桓騎がこのまま趙を落とすとは考えられないので
桓騎ファンには残念な結末が待ち受けているでしょう。
桓騎と李牧の決戦が幕を開ける
趙の城を落としていった桓騎軍は、赤麗から宜安に向け出陣する。
その数、14万。
桓騎軍は、籠城戦になると予測していたが宜安からは趙軍が出陣してきた。
飛信隊の信や楽華隊の蒙恬にも趙軍の行動が伝わる。
同時に宜安だけでなく、桓騎軍の左右からも趙の大軍が姿を見せる。
その数に愕然とする桓騎軍。
李牧は秦軍が趙へ攻め込んできた時の対策として半年も前から兵を総動員する準備をしてきたのだ。
それを秦軍に悟られぬよう情報操作まで行うという用意周到ぶり。
李牧には、この未来が予測できていた。
ここに桓騎軍14万と李牧軍31万の圧倒的不利な戦いが幕を開ける。
果たして、この絶望的な状況に桓騎軍はどう立ち向かうのか。
キングダムでは圧倒的人気を誇る桓騎。
簡単に桓騎が敗れる姿は見たくない・・・。
確実に作中でも大きく盛り上がる山場が始まること間違いなし。
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